小石原焼 原彦窯元

色使いが特徴的な、青藍色の”黒飛び鉋”

伝統的な技法を用い、細やかに刻まれた飛び鉋が特徴。使いやすくデザイン性が高く料理を選ばない器を作陶。中でも色使いが特徴的な青藍色の「黒飛び鉋」の器が人気。

【小石原焼の歴史】

1682年に筑前福岡藩・3代目藩主が、磁器の生産が盛んだった伊万里にならい、焼物を作り始めたのが起源とされる小石原焼。開窯当初、磁器が作られていた時期もありましたが、1669年から同地で茶陶を手がけていた高取焼との交流により発展し、陶器が作られるようになりました。小石原焼の大きな特徴は、器をろくろで回しながら刃先やハケなどを使い規則的に入れる模様です。「飛び鉋」や「刷毛目」と呼ばれる技法により、整然としながらも温かみのある柄が生まれます。どの時代も日用雑器を作り続けてきたこともあり、今なお日本全国で愛され続けています。

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